2006年2月12日 Comment 0 Vongとパティシノワ 久々にボンが来たのでモントリオールで覚えてきた料理、パティシノワをko-jimaさんが作って くれた。パティシノワにはうんちくがあって、簡単にいうとカナダの開拓時代、中国人労働者が 発案した安くてお腹いっぱいになる料理。英語ではシェパーズパイ。 マッシュポテトとスイートコーン、ひき肉をレイヤー(層)にしながらキャセロール(耐熱皿) に敷き詰めて、最後チーズをかけてオーブンで焼き、トマトケチャップでいただくというもの。 プチンに並び、モントリオールにありがちな典型的ジャンクフードである。 家庭の数だけそのレパートリーがあるとされ、歌の詞にも出てきたりする。 みんなに愛されてる家庭料理なのだ。 しかし、これ食べ過ぎると体がふくらんじゃいますよー。 レシピは続きにて。 ○パティシノアの作り方○ 材料================== ・ジャガイモ 大6個 ・たまねぎ 半個 みじん切り ・ひき肉(牛でも豚でもOK.) 250g ・粒コーン缶 1缶 ・シュレッダーチー ・ケチャップ 作り方================= 1.ジャガイモはゆでてマッシュにして、軽く塩コショウする。 2.たまねぎとひき肉をいためる。今回はガーリックのみじん切りと、 ナツメグ、月桂樹を一緒にいれていためた。塩コショウして、しっかり目の 味付けに。 3.大きなキャセロールに層になるように、1のマッシュポテト次に、2のお肉、コーン、 最後にまたマッシュポテトをひいて、シュレッダーチーズを 敷き詰める。 4.200度のオーブンで20分ほどチーズに焦げ目がつくまで、焼く。 できあがり。 なぜか、ケチャップでいただくというのが本来の食べ方と聞きました。 ポテトやコーンが苦手というひとはあまりいなそうなので、 ケチャップに少し手を加えて、ソースを作って、もてなし料理にしても なかなか良いかと思います。 品がないくらいに、大きくつくるのが醍醐味の料理です。