Vongとパティシノワ

久々にボンが来たのでモントリオールで覚えてきた料理、パティシノワをko-jimaさんが作って
くれた。パティシノワにはうんちくがあって、簡単にいうとカナダの開拓時代、中国人労働者が
発案した安くてお腹いっぱいになる料理。英語ではシェパーズパイ。
patichinowa.jpg
マッシュポテトとスイートコーン、ひき肉をレイヤー(層)にしながらキャセロール(耐熱皿)
に敷き詰めて、最後チーズをかけてオーブンで焼き、トマトケチャップでいただくというもの。
プチンに並び、モントリオールにありがちな典型的ジャンクフードである。
家庭の数だけそのレパートリーがあるとされ、歌の詞にも出てきたりする。
みんなに愛されてる家庭料理なのだ。
しかし、これ食べ過ぎると体がふくらんじゃいますよー。
レシピは続きにて。


○パティシノアの作り方○
材料==================
・ジャガイモ 大6個
・たまねぎ 半個 みじん切り
・ひき肉(牛でも豚でもOK.) 250g
・粒コーン缶 1缶
・シュレッダーチー
・ケチャップ
作り方=================
1.ジャガイモはゆでてマッシュにして、軽く塩コショウする。
2.たまねぎとひき肉をいためる。今回はガーリックのみじん切りと、
ナツメグ、月桂樹を一緒にいれていためた。塩コショウして、しっかり目の
味付けに。
3.大きなキャセロールに層になるように、1のマッシュポテト次に、2のお肉、コーン、
最後にまたマッシュポテトをひいて、シュレッダーチーズを
敷き詰める。
4.200度のオーブンで20分ほどチーズに焦げ目がつくまで、焼く。
できあがり。
なぜか、ケチャップでいただくというのが本来の食べ方と聞きました。
ポテトやコーンが苦手というひとはあまりいなそうなので、
ケチャップに少し手を加えて、ソースを作って、もてなし料理にしても
なかなか良いかと思います。
品がないくらいに、大きくつくるのが醍醐味の料理です。

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