地中の世界

Famfarmの野菜。美しすぎるぜ。
この前Famfarmの農園に遊びにいったとき、雑草と一緒にニンジンが育ってるところでニンジンを小島君と一緒になって収穫していたら、いるわいるわ、うじゃうじゃと虫が。その数とんでもない。通常畑で見る虫の数とは比べられないくらいの虫が住んでたね、ニンジンと一緒になって。土とこいつらが一緒になってニンジン育ててきたんだなってゆうか、ニンジンが虫を育ててきたのかもしれないし。この裏側にはとんでもない量のバクテリアがあるんだろう。農薬一切使ってない畑ではこうやって生物多様性がある。
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料理しようと思ってニンジン切ってたら美しくて手が止まっちゃったよ。最近、料理の味には全然こだわらなくなって、でも、その代わりに食材に向かって、「お前、俺の一部になれ」という感覚がある。魔人ブウみたいな。
この前ロイテのおねえちゃんと話してたら、外食が2食続くと、結構きつい時があると。
だから外食ばかり食べてたら体悪くするのはわかると。でも僕はそれっておかしく
ないですかと言った。体にいい食事を提案するのがレストランとかの役目でしょうと。
だから僕は極力、インパクトのない料理を出すところをいいレストランだと思っている。
インパクトのある味や、お腹にがつんとくる料理は普段の生活には要らない。
ロイテのおねえちゃんも自宅や友達の家で作ったりごちそうになる食事が好きだと言っていて、
そういうアイディアは常にあるらしい。ロイテのランチを初めて食べたとき、はっきりいって
「うわー」という感じではなかった。普通に美味しいじゃん、みたいな。でも注意してみると
徐々に控えめな驚きや工夫があったり、じわっと優しさがあったり。
そんなローインパクトで、しかも旨い店は結構少ない。
食材ってつまり自分のまわりの環境。その自分はその環境のなかで生活していて、
環境がそんなにインパクトのあるもののはずがない。一体ですよ環境とぼくらは。
自然農の福岡さんは玄米ご飯にお湯かけて食うのが最高だって言ってた。
料理を工夫するにも、そこから出発して工夫していきたい。
www.famfarm.net/
www.cafeleute.com/

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