2010年10月26日 Comment 0 賛成でも反対でもなく おにぎり村キャンプでは、山口県上関からCOP10会場のある名古屋まで歩いてきたという7Generation walkの若者たちや、福井の高浜でシーズアースディを立ち上げた樹心さんに出逢う事ができた。 NGOや平和活動は、どうしても「反対である」とか「賛成である」といった立場になりがちである。 もちろん、その純粋さ、真剣さ、正義感には、心をつかまれるし、純粋にありがとうという気持ちになるが、そこに私もそう思いますと言うのは難しくて、一生懸命に特定の問題について話してくれる人たちに対して、なんだかはっきりしない返事をいつもしてしまう。 自分で全くしっくりこないのだ、賛成とか反対とかって。 反対する対象も自分と同じ人であり、心があるのだから。 歩くという行為により、自然から人から学びとろうとしている青年たち、そして、行政と共になって自然を大切にしながら理想的な町を実現しようと取り組んでいる樹心さん。 活動そのものがpeace。 「理想的な未来とは?」の質問に樹心さん、「未来というか、実は今が理想なんです。 行政の人たちや町の人たちとこれから先の未来について、これからやろうとしていることに、 目を輝かせながら話をしています。これから先もこうしていけたらそれが理想。」という。