2008年3月9日 Comment 0 タテゴトアザラシの赤ちゃん 「タテゴトアザラシの赤ちゃんが姿を現す」 2月下旬から3月にかけてカナダのニューファンドランドで 見られるタテゴトアザラシの赤ちゃんのニュースの写真を見ていた。 ちょうどゴマフアザラシの赤ちゃんと同じように、 白いフワフワの毛で、コロッと太っていて、クリクリの黒目。 動画も見た。 カメラを近づけてもまだ、警戒心がないのか、動きが単にのろいのか、 全然逃げようとしない。 近くにあった氷をカプリと食べている。「かわいい〜。」 そのかわいさに、思わず夢中になった。 しかしその後、タイトルの下の小さい記事を読むと、 「あと数週間するとタテゴトアザラシ猟が解禁される」とある。 エエ!エ〜。 海獣類の動物保護についてはクジラをはじめ、 いろいろな物議があるけれど、 単純にこうやってみて、かわいいものを目の前になんで、 誰がどうやって手をかけられるだろうかと思う。 一気に悲しいニュースになった。 文化、その地域の人々の生活を支えるため? このアザラシ猟は80年代に一度政府が禁止をしたが、 その地域でタラの漁獲高が減少したために、その原因が アザラシにあるとして90年にまた猟を解禁した。 なんだかんだ理由をつけて、かわいい動物の命を奪っている だけなんじゃない。 本当に悲しくなります。このアザラシ猟のほとんどが、 ファッションファーを目的に残酷な方法で命を奪われているということです。 http://www.sora.ne.jp/seal/070406.htm