2006年8月21日 Comment 0 最近見た映画 テルマ&ルイーズ 高校生の時「スクリーン」を読んだ時、「テルマ&ルイーズ」のことが盛んに 書き立てられていたのを覚えている。ロードムービー好きなのに今までなぜか見る事が なかったけれど、やっと見る機会に恵まれた。 この映画はなかなかあり得ない独特なものに思えた。 ラストの主人公たちのテンションとその会話は、そのテンションにまで持ち上げられた 観客しか理解できないだろう。ロードムービーの傑作と言われる「ボニー&クライド」 はその野蛮で醜悪な趣味のせいで映画半ばでもう嫌になってしまったけれど、題名から して明らかにそれを意識していた(あるいはリメイク?)「テルマ&ルイーズ」の方が 断然にすばらしい映画だと思う。時代の違いでなにがかっこ良いと感じるかは大分違っ てくる。石原裕次郎主演の昔の映画など、昔と違った意味で今でも楽しめるのだろう けれど、本気でかっこ良いと思う事はないだろうと思う。リドリースコット監督