ドキュメンタリーと向かい合う

木村栄文さんのドキュメンタリーを見ました。
木村栄文さんは有名なドキュメンタリストです。
彼の有名な作品は、「鉛の霧」という、小さい工場で起こった亜鉛中毒の話。
そのドキュメンタリーが放送されたことで、工場は付き合いのあった会社と
契約を切られて、工場はつぶれてしまったのです。
栄文さんはその後の工場長をタイまで追って取材しています。
断片的にしか、その映像は見られませんでしたが、
栄文さんが自ら社会派としてドキュメンタリーをとろうとはしないと言っているように、
亜鉛中毒の問題を問いただす、説教的なドキュメンタリーではなく、
後になって、そのドキュメンタリーにでていた人たちの姿を
思い出して、心に何か人間の大事な部分を残してくれるような
ドキュメンタリーだったと思います。
ドキュメンタリーという映像分野について、今後自分たちが
やっていくものにヒントを得た気がします。

Category:DIARY

長野県佐久市望月在住。フリーランスのWEBデザイナー、WEBディレクター、グラフィックデザイナー。動物が好きでベジタリアン。ヨガと瞑想が日課のヨガ修行者。

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