2006年4月11日 Comment 0 自然とバランス感覚 先日実家でセリ取りをしました。 小さいころに採った記憶のある、近所の田んぼにまず行ったのですが、 なぜかちっともなくて、半ばあきらめていたところ、 寺町ふるさと村に生えていました。 寺町ふるさと村は行く前は、なにかちょっとした公園みたいに整備されたところなのかと 思ったら、地区の名前だったらしく、”昔ながらの横浜の田園風”が保存されている場所でした。 雑木林と幾重に広がる田んぼで構成された農地保全地区は、 日曜ともあって、多くの家族が思いおもいに過ごしているのでした。 田んぼでピクニックをしている家族、用水路で子供と一緒に雑魚採りをしているお父さん。 そして、私達はセリ採りを始めました。セリはその他の雑草とまぎれて生えているので、 結構探すのが大変なのですが、じっくりと目を凝らして草の間を探していると、 その間にとても小さな花を見つけることができます。 草のとげとげしたのを触る感触や、背中に当たる陽の暖かさ。 当たり前のことであってほしい、こういったいとおしい感覚が 日々の仕事やらストレスで遠のいているのはさびしいことと思います。 さて、セリは夕飯のてんぷらとなったのですが、これがほろ苦くて香りがあって 絶品でした。ということで毎年、セリ採り決定!といっても最後まで あまりセリと雑草の区別がつかなかったのですが。。。。