2005年12月17日 Comment 0 バイオプラスチックの携帯電話 恵比寿より日没後の富士山 NTTドコモがバイオプラスチックを使用した携帯電話FOMA『N701iECO(エコ)』を発売する。 樹脂成分中の植物成分の使用比率は90%とのこと。 トウモロコシや麻を使うものは知っていたが、ケナフというのは耳慣れない。 ケナフって何だろう? ケナフは学名にcanabinasがつく、麻の一種(但しアサ科ではない)。 http://www.hemp-revo.net/jha/plans/plans.htm なんだそういうことか、それじゃあ麻みたいにセルロースが多量に含まれている だろうことは推測できる。大麻のように栽培に規制がないのでケナフのほうが 実用的なのだろう。 スーパーできのこを買うと食品トレーに入っているが、 家に帰って料理に使うととたんにかさばるごみになってしまう。とっておいて回収ボックスに 出すようにしてはいるが、さてこんな面倒なこといったいどれほどの割合で やっている人がいるのだろう。かさばるものなので、キッチンが狭ければそれだけ 場所をとられてしまうし、貯めておくのにちゃんと洗わなくてはならない。 携帯よりもずっと回転の速いこういう製品でなんとか工夫して浸透できないものか。 この環境にやさしい携帯電話、土中に埋めるても土に還るのに数十年~数百年 かかるということで、使用中にボロボロと崩れ出すということはなさそうだ。