2005年4月10日 Comment 0 ラパスの日々 ラパスの日々はうまくいかないことだらけで(こーじま)、初日に雨に降られる。パソコンのCDドライブが壊れたのでAMEXの保険で、まかなってもらおうと電話しようとするも コレクトコールがうまくいかない。食事が合わない。キッチンのガスをつけようとしたらマッチが切れている。シャワーを浴びようとすると掃除してて入れない。 芋を買ったら虫食いだらけ。お腹を壊す。バスのチケットを買いにいったのにお金が足りない。ネットカフェでノートがつなげない。日本語入力ができるところがない。 iPodのデータも取り込めない(なんで98だらけなんだよ)。やっとノートをつなげるネット屋にいったらそこの子供が怪我をしてお店を閉めているところ だった(ただのかすり傷にしかみえないのに!)。なんでもない普通の階段でこける。つばかけとか首しめとか卑怯な強盗がよく観光客を標的に起こっていることを聞いていて、 落ち着いて町歩きを楽しめず、みんな悪いやつに見えたり。 しかーし、今日の夕方はちがっていた。宿で旅の情報(極めて最低限の)をまとめた後に、食料を買いにでかけたらパレードに出くわした。 そこの1本道だけだがお祭りをしていて、みんなでビールを飲んでいた。インディヘナの衣装のおばちゃん、おねーちゃんが手酌でがんがんビールを飲んでいる。 人がたくさん集まるところはスリが多くて危険区域なので警戒はしたが好奇心の方が勝って、人ごみの中に入っていくと、なんだかみんなフレンドリー。 ビールを飲め飲めと勧めてくる。お腹が少し痛かったが、みんなにこやかに私たちを受け入れてくれるのがうれしくて一気に飲み干した。 そして2杯、3杯と。記念のポラロイド写真を一緒に撮られたり。スペイン語がちっともわからなくても、おねえちゃん達はそんなのおかまいなしに立て続けに話しかけてくる。 とりあえず、知ってる単語をでたらめに並べてみたりした。なんとなく心が通じた瞬間でとてもうれしかった。私の印象だが、 ペルーやボリビアの人はちょっとガードが固い気がする。南米のイメージ=能天気(ごめんなさい)とは違う。しかしこのときはお祭りでお酒がはいって 明るくて陽気な雰囲気でよかった。 (文・こーじま) ○私達の南米横断旅行の記録は、TransAmericaから。交通手段、安宿情報もあります。