ラパスの食べ物

ラパスに入った途端、下痢になってしまった。
初日に庶民的な食堂でいい気になってビールで乾杯したのがあだになったのかもしれない。ちなみにビール330ml2本にボリュームたっぷりな
肉の煮込み2皿で24Bs(US$3)だった。食堂系の庶民的なレストランでは肉料理に芋や米、パスタをつけているのをよく見る。
市場をのぞいてみると肉の方が野菜、果物よりも断然安かった。
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私たちはお腹の調子が悪いせいか、町歩きをしていると、不衛生なところについ目がいってしまった。
たとえば、コレクティボやタクシーが
がんがんに黒煙を出している横で食料がむき出しで売られていることや、パンが道に転がったのを見ている前で平然とまたパンの山に戻して売っているのとか。
インドでさえ(地域にもよるかもしれないが)、地べたにシート1枚広げただけで食料を売っているのはみたことがなかったが、ここではそれが普通のようだ。
たとえ粗末であっても台の上に乗せて売ってほしいものだ。それに町のあちらこちらで臭い公衆トイレのにおいがするので歩いていて”うぇっ”となることが多い。
それでなくても標高3650mで空気がうすいというのに。・・・とそんなで私たちはイスラエル料理を食べにいったり、自炊でパンケーキを作って食べることにした。
パンケーキの材料は路上ではなく小さい店で買った(値段は路上と変わらない)。ここではすべてのものが路上で買い物できるが、
もっときちんとしたお店にがんばってほしかったからだ。ちなみにパンケーキはリンゴを刻んだのを入れてつくったけれど、はっきりいって激ウマだった。
それからカナダからもってきたミューズリーを他の旅行者にうらやましがられながら食べた。これもおいしかったぁ。
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その土地にいったらできるだけその土地のものを楽しみたいのだが、私はもともと牛肉が好きではないせいもあって、肉がとびきりワイルドな味のする
ボリビア料理はちょっとはずれでした。お肉屋さんで買ったおいしそうなチョリソーも焼いて食べようとしたけれど、食べられなくて全部タケシ君にあげてしまった。
ちなみに彼はうれしそうに全部食べてたけど。
(文・こーじま)


○私達の南米横断旅行の記録は、TransAmericaから。交通手段、安宿情報もあります。

Category:SOUTH AMERICA

長野県佐久市望月在住。フリーランスのWEBデザイナー、WEBディレクター、グラフィックデザイナー。動物が好きでベジタリアン。ヨガと瞑想が日課のヨガ修行者。

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