2005年4月7日 Comment 1 ボリビア入国!(プーノ→コパカパーナ→ラパス) ついにペルー~ボリビアの国境越えの日を迎えた。 デサグアレド(desaguaredo)で国境を越える方法もあるが、なにかと悪いうわさを聞いていたので迷わずコパカバーナ経由にした。 コパカバーナ手前でイミグレーションを済ますのだが、ここでパスポートのコピーが必要になる。ブラジルビザ申請のためにコピーをもっておいたのがよかった。 それからここでボリビアの通貨に換金ができる。私たちはラパスで換金した方がレートが良いと思ってしなかったのだが、国境越えで、1/Bと 後でボートに乗るのに、1.5/Bかかるので変えておいた方がいいだろう。(しぶしぶドルで払わせてもらった) コパカバーナはチチカカ湖の真ん中に突き出た半島の中にあり、ボリビア側になる。 通常ここから月の島や太陽の島に立ち寄るのが観光ルートのようだが、私たちはあまり興味がなかったので、そのままボリビアのラパスへと向かった。 チチカカ湖はかなり大きいと聞いていたが、実際は半島が突き出ていたりして、向こう岸が見えなくて海のように見えるということはなくて、 どちらかというと感動ぐあいでいうと山中湖とかそんなところだった。 しかしコパカバーナでバスを変えるために1時間ほど時間があったので、湖畔の船着場でプーノで買った食材を使って即席サンドイッチを作って ピクニックをしたのは大変気持ちがよかった。 休憩の後バスに乗って30分ほどしたところで下ろされて、ボートに乗る。バスはバス用、人は人用のボートにのって向こう岸まで行くのだ。 ボートのエンジンの排気がかなり臭くてまいったがボートに乗るというのが、ちょっとしたアトラクションになって楽しかった。 再びバスに乗って2時間ほど平地を行くと、突然すり鉢状の都市ラパスが出現した。今までずっと平地で、一段低くなったところから都市が始まるので 本当に忽然と姿を現したという感じだ。それまでの平地よりも明らかに数百メートル低いはずだが、それでもラパスの標高は3650Mもある。 すり鉢の上のほうは貧民街、その下に中心地や広場、さらに下に高級住宅地がある。道路の脇の芝生をきれいに刈っている人たちを見て、 町をきれいにしようという進んだ意識を感じて感激したが、あとで汚い街を見ることになり、思い過ごしだった事がわかった。 ラパスの宿をちゃん調査していなかったので、3件ほど回るはめになり、結局3つ星(ほんとかよ!!)ホテルに泊まってしまったのだが、 2人で70Bs(US$9しないくらい)、ネットが無料だったのでよしとした。ホテルは3つ星のわりにボロくてペッドも腰を痛めそうなスプリングだったが、 惜しげもなくホットシャワーを使えたのはよかった。(文・こーじま) ○私達の南米横断旅行の記録は、TransAmericaから。交通手段、安宿情報もあります。