クスコの町

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クスコはマチュピチュに一番近い都市ということもあってか、観光色がかなり強い。町の中心の「Plaza de Armas」周辺はいかにも、
観光客用のレストランやアルパカの衣料を売っているお土産物屋が立ち並んでいる。通りすがるだけで、物売りのおばさんがしつこく声をかけてくる。
私はこういったいかにも観光向けの雰囲気に興味はないし、ほしくない人にしつこく声をかけるような人達に構うつもりもさらさらないので、
町のはずれへと足を運ばせてみた。
3ブロックほど離れると地元の人たちの生活が見えるようなお店が増えてきた。布屋、工具屋、パン屋などがそれぞれ固まって並んでいるのが面白い。
庶民的なレストランも沢山あって、S/3(約1ドル)払えば、スープにメインがついてくるお腹いっぱいコースを食べさせてくれる。
しかし、マーケットや小さい商店に行ってみると、品揃えが決して良いとはいえない。特に食品に関しては、きれいな形のりんごはチリ産だったし、
地元で取れた牛乳もなく、Gloriaというメーカーのそっけない大量生産の常温保存の牛乳しか
見かけられない。商店の品揃えも
他の商店とさほど代わり映えがしない。そういう点で、全体的に物資が乏しい感じがする町だ。(文・こーじま)


○私達の南米横断旅行の記録は、TransAmericaから。交通手段、安宿情報もあります。

Category:SOUTH AMERICA

長野県佐久市望月在住。フリーランスのWEBデザイナー、WEBディレクター、グラフィックデザイナー。動物が好きでベジタリアン。ヨガと瞑想が日課のヨガ修行者。

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