研ぎ

いま、大きいノミと、9ミリのお借りしているノミを研ぎ終えました。もう研ぎも長いこと自分でやっているけれど、最近になって大体全体像がわかってきたかなと思います。自分自身うまくはないと思うけど。
昔は、すぐにうまく研げる時と、いくらやっても研げない時があって、なぜなのかわからなかったけど、今はそれもわかります。今までは実家に転がっていた砥石やものすごい安物で研いでいたけれど、最近になって砥石を揃え出したというのもあると思います。

最近揃えたのは刃の黒幕#1000と、鉄製の面直し。あとは引退した大工の倉庫にあった天然石の砥石でおそらく#3000程度。それから小さいのは山や畑で鎌を研ぎ直すための安い砥石、初期はしばらくこの鎌用の砥石だけでやっていました。両面あって荒砥と中砥(超荒砥と荒砥かもしれない)なのでこれだけでも、切れるようにはなります。しかも荒いので速いです。ただ、今から考えるとこれの中砥のほうは柔らかくてステンレスは研げないんだと思います。なので、いくら研いでもきれないことがあって、よく苦戦していました。面直しもどこか平らそうなコンクリートを見つけて擦って直していました。まあ、この安い砥石ならそれも全然アリだと思います。
ただ刃の黒幕#1000は4,000円出して自分で買ったので、大切に扱いたい、しかも将来的には#5000も買い揃えたいと考えていたので、さらに高い1万円超の面直し台も買いました。どこかで、仕上げ用の#4000以上の砥石がタダで手に入るといいんですが。

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