栗のワークデスクの経過

山で伐採されて放置されている栗の木をもらってワークデスクにするプロジェクト。
大きな木ではなかったので、もらう時にこの丸太はデスクのこの部分に使おう、などラフに考えながら持ってきて、
皮を剥ぎ、楔で割って、鉋で製材をしました。ちょっと考えていなかったのが、普通は家具製作を始める前に2−3年は製材した木を乾かしてからスタートするということ。

今回は、そんなに狂いの少ない(切ってから大きく反ったり)栗の木だったからいいのですが、普通はそんなことはしないほうがいいのでしょう。また、使えるギリギリの細さの丸太を持ってきたので、基本的に丸太の芯を使わざるを得ないということの問題点も、そんなに考えていませんでした。芯が含まれる木材を芯持ち材というようですが、芯持ち材は、建築の柱ではそのほうが強いので良いみたいですが、家具作りには必ずヒビが入ってしまうので良くないようです。
でも、なんとかここまで形になりました。流行りのフローティングトップです。ので、グラつきが心配ですが、そのときは引き出しなどつければ収まるかと思います。

天板は、燕ストックオープンで手に入れておいた松の厚い天板。おそらく元々は座卓だったもの。そこで、簡単に机を作ろうと思っていたところに栗の丸太が手に入ったので、せっかくだからこれで作ろうか、となったのでした。

まだ作業は続きますが、ここまでの一連の作業を通じて、学びがたくさんありました。
製材についてもたくさん考えました。

後ほど、また書こうと思います。

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