新しいコーヒーグラインダー TIMEMORE C2 ブラック

友人から借りていて、そのまま貰ってしまったような状態になっている(ちゃんと何度か返そうか?と聞いている)初代ポーレックス。小型のコーヒーグラインダーとして、当時(15年くらい前?)は抜きん出た商品だったのだが、最近は削り出しのステンレスミルというジャンルがどんどん一般的になってきている。壊れていないのに新しいものを買うのは抵抗があるんだけど、削った粉の粒度の揃い方など、今までの鋳物鉄やセラミックから、もう新しいフェーズに入っている感があるので、この辺で一新することにした。
ちゃんとした一軒家に住むようになったら、大きなキッチンカウンターにしてその一角に据え付けのコーヒーグラインダーを固定して使いたいという野望はあるんだけど、まだ今の貸家での生活ではハンディなグラインダーがいい。調べると、ハリオなどの国内メーカーではまだステンレスのコーヒーグラインダーは出していないようだ。有名メーカーでなくても、こういう、ちょっと技術力のある町工場だったらできそうな新しい商品でさえ、もう日本では作らなくなってしまった。理解しがたい。ということで、あいぽんも協力してくれた様々な調査の結果、一番の定番で避けたかったんだけど、TIMEMOREのC2という上海の会社が作っている商品を購入した。ステンレス以外のポイントは前のポーレックスよりもサイズが小さくなること、それでも二人用の容量があること、粒度の揃い方など他社ステンレス刃のグラインダーと比較しての品質が良いこと。

今日届いて、一度使った感想としては、やはり引っかかりがなく軽くスムーズに削れる、今までより細かく削れる、粒度調整のクリックが視覚的にわかりやすく操作性も良い(説明書にも「エスプレッソ用は14クリック」などと書いてある)、また一番重要な粒度の揃い方は、感動するくらいだった。

マキネッタ用に削りたかったのでエスプレッソ用(10-14クリック)とドリップ用(18-24クリック)の中間の15クリックにしたけれど、もうちょっと粗くても良かった。ていうか、一目見て、すごく細かく均一に削れていて、びっくりした。うちのポーレックスではここまで細かく削ることはできない。やろうとしてもこのやや浅煎りの豆が入っていると、豆の破片が詰まってしまう。ひとまず、良い買い物だったみたいだ。おそらくボディはアルミの削り出しで、そこそこ重さもあり、贅沢に作られたものという感触がある。意外だったのは蓋の部分はポリカーボネートでハンドルと一体になっている。ということは、持ち運ぶときは蓋が開いた状態で袋に入れるなどして持ち運ぶことになる。その点は、ポーレックスの構造の方が良かった。

全体としての満足度はとても高い。これも、永く使う道具になりそうだ。

Category:COOKING, DIARY

長野県佐久市望月在住。フリーランスのWEBデザイナー、WEBディレクター、グラフィックデザイナー。動物が好きでベジタリアン。ヨガと瞑想が日課のヨガ修行者。

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