Into The Liquid

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そんな体験から、波照間は僕にとって憧れの場所であり続けた。
1995年の小笠原でスキンダイビングの魅力にとりつかれ、
1999年のインド洋クリスマス島で海に通い詰めるうち
水深-40m、5分以上のダイビングができるようになったが、
その後海から離れた生活が続き、最近ではもうそれほど
潜れない体になっているだろうと思っていた。


しかし今回黒島や波照間島で感じた事は、水深40m位の潜水は人間の基本的な能力
としてすでに備わっているもので、トレーニングの結果そうなったのではないのではないか、
ということだ。
旅行2日目に黒島でダイビングをしたが、最初の10~20分は1分間、10mくらいで息苦しさを
感じたが、その後だんだんと昔のように潜れるようになったからだ。
人の唇の両端と目の周りには水を感知するセンサーのようなものがあり、水に入った事を感じ
ると、身体はだんだんと水中の生活に適用するようになる(血圧/脈拍の低下など)。
僕の場合、水に入って大体30分後くらいに身体の適応が済むようだ。
基本的なスキルが身についていれば別段トレーニングをしなくても水深40m、あるいは5分間
の潜水が誰にでもできるなら、もっともっとスキンダイビングをする人が増えると思う。今の段
階では、そんなことは認知されていないし、スキンダイビングに対する人々の反応は、「苦しい
んでしょ?」といった程度だろう。
ハワイに行きたい。

Category:DIARY

長野県佐久市望月在住。フリーランスのWEBデザイナー、WEBディレクター、グラフィックデザイナー。動物が好きでベジタリアン。ヨガと瞑想が日課のヨガ修行者。

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