2005年7月26日 Comments 3 Into The Liquid そんな体験から、波照間は僕にとって憧れの場所であり続けた。 1995年の小笠原でスキンダイビングの魅力にとりつかれ、 1999年のインド洋クリスマス島で海に通い詰めるうち 水深-40m、5分以上のダイビングができるようになったが、 その後海から離れた生活が続き、最近ではもうそれほど 潜れない体になっているだろうと思っていた。 しかし今回黒島や波照間島で感じた事は、水深40m位の潜水は人間の基本的な能力 としてすでに備わっているもので、トレーニングの結果そうなったのではないのではないか、 ということだ。 旅行2日目に黒島でダイビングをしたが、最初の10~20分は1分間、10mくらいで息苦しさを 感じたが、その後だんだんと昔のように潜れるようになったからだ。 人の唇の両端と目の周りには水を感知するセンサーのようなものがあり、水に入った事を感じ ると、身体はだんだんと水中の生活に適用するようになる(血圧/脈拍の低下など)。 僕の場合、水に入って大体30分後くらいに身体の適応が済むようだ。 基本的なスキルが身についていれば別段トレーニングをしなくても水深40m、あるいは5分間 の潜水が誰にでもできるなら、もっともっとスキンダイビングをする人が増えると思う。今の段 階では、そんなことは認知されていないし、スキンダイビングに対する人々の反応は、「苦しい んでしょ?」といった程度だろう。 ハワイに行きたい。