berlin klein garten

写真のせいか重たい感じのエントリーになってしまいましたが
(黒い縁のせいでしょうか)、ベルリン郊外の市民農園に迷い込んだとき
の写真です。
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デンマークのコロニヘーブのほうがずっと有名ですが
ドイツでもこのような文化があります。
郊外でなくても、小規模なものなら中心部近くにもあります。
週末、園芸や菜園を楽しめる場所。


ベルリンでは空き地や空き屋が多いのですが、それを活用しようという
動きに対して寛容です。地主が寛大なのでしょうか。
ベルリンの中心部、東京でいうと目黒のようなところに空き地があったのですが、
今年行ってみると菜園になっていて誰でも参加できるようになっていました。
カフェもあり、とれた野菜を売ったり、手伝ってくれた人に譲ったりしているようです。
近くのある人が思いついて、始まったそうです。
ある一人が提案したプロジェクトに賛同を得て、許可されて、こうして無駄を
有効活用出来る寛容さ。
日本にも良いアイディアを思いつく人は沢山いると思うのですが、その芽が小さい
うちに刈り取られてしまう気がします。
「こうなったらいいのになあ」という思いがより良い未来を拓くのですから、
そういう思いを皆が自然に抱ける国だったらいいなあと思います。残念ながら
今は、一人の人の空想が現実になるようなポジティブなエネルギーを、日本にいて
感じることが出来ません。
「出来ないのは出来ない人のせい」という風潮が強すぎるのだと思います。
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実際の菜園。地面は耕さず、コンテナ菜園にしている。

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