2016年2月4日 Comment 0 内面の平静と外面のブレ 外身からは怒ったり泣いたり、興奮したり、パニックに見えても、心は穏やかで平静であるように。顔で笑って心で泣いての逆のような言葉であるが、私の解釈はこうである。心の中に一つの確固たるぶれないものがあれば、いくら涙しても、怒りに震えても、その一つのぶれない何かに戻ってこれるということなのだと思う。人は感情の起伏の波に日々生きている、大人になると多かれ少なかれ感情表現をコントロールできるようになる。そのうち、心の内の感情を押し殺したりやり過ごすことにも器用になっていく。しかしその結果として人は頑張りすぎてしまったり、内面を無視してしまうことも確かである。心の中の雨や嵐をなだめたりしながら前に進むことは悪いことではないが、無理はイケナイ。無理はどこかで行き詰まる。心の中のブレナイ何か、そこへの気づきが健全な心を築くのではないかと思う。